前月へ  2007年へ


 平成20年(2008年)弥生(3月)19日

 アーサー・C・クラークがスリランカでなくなったそうだ。90歳。この日は私の『日本沈没』が35年前に発売された日でもある。
クラークは、20世紀のSFを人類共通の文学として高めた功績が大きい。しかしそんな彼も、1970年のSFシンポジウムであったときに、冗談が大好きな男だということを知って、とても嬉しかった。
 安らかにお眠り下さい。

 平成20年(2008年)やよい(3月)14日

 今日は千里クラブで最後の二金会、フロンティア3000研究会だ。
 その前に、『自伝』についてサンケイ新聞文化部の著者インタビューを受ける。
 二金会の講師は、高田公理。京都大学の生物をでた後、居酒屋をやったりシンクタンクに勤めたり、いろいろなことをやってきたが、この春からは武庫川女子大学から仏教大学に移るらしい。今日の話は「文化としての眠りを考える」。
 はたらくために必要な睡眠時間を確保するのではなくて、快適な睡眠を楽しむために暮らしを考えるという、発想の転換をいっていたのは、面白かった。