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 平成20年(2008)むつき(1月)27日(日)

 明日の28日が私の77回目の誕生日なので、コマケンからすごい豪勢な花束が届けられた。女房も吃驚して、さっそく玄関ホールに飾った。子供一家や弟も来て、賑やかな一日だった。明日は女房と二人で、静かにお赤飯でも食べてすごそう。

 平成20年(2008)睦月(1月)18日(金)

 今日はイオの新年会と私の喜寿のお祝いを、オータニのスイートルームでやってくれた。
 ヒロミちゃんとサッチャンが早めに来て、昔の歌を一緒に歌ってくれた。富士山がよく見え、「頭を雲の、上にだ〜し」と富士山の歌を歌ったり、夕日が富士山のシルエットを赤く染めてくると、「ゆうやけこやけの 赤とんぼ」を歌ったり、ドイチェリートやイタリア歌曲など、めちゃくちゃ。嘉門達夫は大きなシャンパンを持ってきて、みんなで「乾杯!」。バースデーケーキや花束もあって、何となく格好がついていた。結局最後は午前4時まで話していて、土曜日は、田中ちゃんに東京駅まで送ってもらった。
 さすがに帰りの新幹線では、日本酒を飲む元気はなかったね。

 平成20年(2008)むつき(1月)17日(木)

 去年の9月以来、久しぶりの東京。
 ワールドSFコンベンションが終わった後、どっと疲れが出て東京まで出てくる元気がわいてこなかったのだ。2カ月くらいは、本当に毎日寝てばかりいた。林君がわざわざ大阪まで迎えに来てくれたので、オトベちゃん一人とは違って、やっぱり安心感がある。何が何でも東京まで連れてこられた、という感じだ。
 夜はコマケンが来てくれた。12月に一緒に行った京都旅行、とくに祇園でのお茶屋さんには、みんな感激してくれたようだ。新しいコマケン会員はJAMSTECの人で、「日本沈没」で人生を決めたかわいそうな人だが、彼の海底火山の話なども面白く、やっぱり東京に出てくれば、楽しいものだ。

 平成20年(2008)睦月(1月)11日(金)

 あけましておめでとうございます。
 今年最初のフロンティア3000研究会は、東京から林君が来てくれ、「東京」という都市の誕生に大きな意味を持っていた「東京駅」建設の背景を、貴重な映像を交えて話してくれた。とても面白かったが、私の気持ちはちょっと重たかった。年明け早々に、コマケン(小松左京研究会)を作ってくれた土屋君が、亡くなったと聞いたからだ。10日がお通夜で、オトベちゃん始め、コマケンのみんなも参列してくれたそうだが、今年最初の会合は、お通夜という悲しいことでスタートしたわけだ。
 土屋君も大伴昌司と同じ喘息だったことが原因のようだ。
 あっちの世界の方が知り合いが多くなってきた、といったら、オトベちゃんに怒られた。まだまだこっちの方にいなけりゃだめ、と。
 とにもかくにも、なんとか77回目の誕生日は迎える事が出来ると思います。
 今年もよろしくおつきあいください。