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平成19年(2007)やよい(3月)31日(土)
例年の石毛花見の会。ことしは、去年までやっていたホテルニューオータニのボートハウスがなくなってしまったので、吹田市の登録文化財になるという大庄屋の屋敷、「中西邸」である。吹田市博物館館長の小山の尽力であろう。吹田市長をはじめ、博物館の学芸員をまじえての「講演会」から始まり、宴はその余興である。立派な建物、立派なお庭で、桜の花もちょうど頃合いであったが、私には「全館禁煙」がつらかった。門の外に水を入れたバケツを用意してもらって、もっぱら石毛さんや吟ちゃん、小山など烟族がたむろして、大きな声で歌を歌ったりして勝手に盛り上がっていた。私は、このあと江坂に行って夜の「トークショー」があるので、気が気ではない。そうそう酔っぱらうわけにはいかないのだ。オトベちゃんをせかして、早めに会場をあとにする。
江坂のパークホテルにつくと、トークショーのスタッフが待ちかまえており、車いすごと二階のホテルロビーまで持ち上げられた。
ロビーで、出演者の笹本、堀と打合せたあと会場に向かったのだが、階段を下りるときには、腕を支えてもらって自分の足でおりたよ。重力の法則で、足は自然におりてくれるからね。トークショーは、九時半まで無事に勤めることができた。楽しかった。来年のSF大会、DAICON7の実行委員会と宇宙作家クラブの共催だったんだね。
平成19年(2007)弥生(3月)23日(金)
今日の四金会には、どうしても出席せねばならない。というのは、先週、千里クラブからゴールドマン・サックスに買収されたという手紙が来たのだ。4月以降、どうなってしまうのか。千里クラブで毎月やっている二金会、四金会ができなくなってしまうのかどうか、確かめなければならないからだ。別の場所を探すのは大変だし、千里中央から遠くなってしまうのは、困る。
平成19年(2007)やよい(3月)15日(木)〜17日(土)
15日から東京に行く予定にしていたのだが、朝になって、どうしても身体が思うように動かない。動かす気力がわいてこない。
申し訳ないが、東京行きをキャンセルした。東京で待っていてくれた人たちには、悪かったが、仕方ない。許してください。
17日には、城西国際大学で卒業式があり、そこで名誉博士号を授与してくださるとのことだったのだが、それも、オトベちゃんに代行してもらった。お彼岸を過ぎたら、冬眠からさめることができると思う。
平成19年(2007)弥生(3月)10日(土)
今日は自宅に神戸新聞の記者とカメラマンが来て、兵庫の人脈とかいう特集のための取材を受けた。自宅での取材というのは、久しぶりだ。書斎でも撮影されたが、額の傷がまだ治っていないので、うまく修正してもらうことにする。
兵庫といえば、姫路出身の米朝さんもいるし、宝塚の手塚(治虫)さんもいる。神戸高校の先輩では、井深大さんにもお世話になった。海野十三は徳島だが神戸高校の先輩であり、SFの大先輩でもある。話はてんでんばらばらになってしまったが、さて、どうまとめてくれるのだろうか。
平成19年(2007)やよい(3月)9日(金)
今月の2金会、フロンティア3000研究会は、永原さんに「天神さんと植物」という話をしてもらった。彼女は、大阪の天満宮文化研究所の研究員でもあり、天満宮の資料整理をしているとのこと。調べていくと、太宰府、京都、大阪と、それぞれにちょっとずつ違う由来があって、面白い話があるのだそうだ。今回は、天神さんというと梅が有名だが、そのほかの植物、松や桜などとの物語も教えてもらった。
平成19年(2007)弥生(3月)2日(金)
今日は東京会館でSF作家クラブの総会とSF大賞の授賞式、パーティがあり、萩尾望都さまの『バルバラ異界』が大賞受賞だったので参加したかったのだが、今ひとつ元気が出なかったので失礼した。モト様ごめんなさい。代わりにオニ・オトベに行ってもらいますからね。