平成13年師走27日 (前月へ)
25日に東京に出てきて、『小松左京マガジン』6巻のために「果しなき流れの果に」について語る。『SFマガジン』1965年2月号に連載を開始したころのことを話しているうちに、久しぶりにヘビーなSF感覚を思い出し、夜遅くまで興奮して眠れなかった。昼過ぎまで横になっていて、夜の忘年会に備える。
26日はニューオータニで忘年会。やはり、一次会はカラオケルームで行い、二次会はホテルのスィートルーム。のべで50名くらいになったのか。いつもはタワーのスィートなのだが、今夜は12時から停電で工事をするため全館閉鎖。本館は古いせいかだいぶ狭い。ぎゅう詰めだったけれど、気の置けない仲間だから、まぁいいやね。最後に残った連中は、朝4時40分までつきあってくれた。ありがとう。
来年も、よろしく。
平成13年しわす14日
フロンティア3000研究会の忘年会、今年は、ロイヤルホテルのカラオケルームで行った。
地下2階のはじっこにあるので、そこまでたどりつくのが大変だが、隣にバーラウンジもあり、二次会にも便利だ。
めいっぱい歌って、そのバーに行き、シャンソンの弾き語りを聴く。といっても、ほとんどリクエストのしづめだったけれど。
平成13年師走(12月)6日
SF新人賞の選考会。選考委員は大原まり子・笠井潔・神林長平・小谷真理・山田正紀。
午前11時半から午後3時すぎまで、 いつもながら、食事無しにぶっ通しの議論。結局、井上剛さんの「さらば牛肉」に決まったが、狂牛病をおもんぱかって、タイトルは多少変えることを条件にした。
来年からは、委員長を筒井康隆さんが引き受けてくれる。3年間のお役目がようやく終わった。やれやれ。