平成12年さつき(五月)
 お酒を飲みながら、麗しき女性達(実は、頼もしい女性達ばかりなんですが・・・)と話していると、ふと、関係のないことを思い出すのは、いつものこと。今夜、突然思い出したことを披露。「36年製上方差入下方取出直立円筒赤色郵便函」。これって、わかります?郵便ポストのことです。正式には、こういう名称なのです。「青色」は、速達用、「白色」は、書留でした。

 平成12年さつき(五月)
 「量子テレポーテーション」に興味を持っているとつぶやいたら、早速「週刊プレイボーイ」の記者から連絡があって、「量子コンピュータ」の研究はかなり進んでいると、研究者やNECのプレスリリースのアドレスを教えてくれた。それによると、固体デバイスによる回路開発に成功しているとのこと。現在のスーパーコンピュータだと数兆年かかる素因数分解計算も、量子コンピュータだと数十分で終了する可能性があると推測している。長生きはするものだ。

 平成12年さつき(五月)
 風薫る五月、万博記念公園迎賓館で、万博30周年の同窓会があった。その前に、岡本太郎展も現代美術館ではじまっており、懐かしい顔に会う。岡本太郎はじめ、黒川紀章、磯崎新、菊竹清則など新進気鋭の建築家、粟津潔、勝井三雄などのグラフィックデザイナーと出会ったのも万博。当時三十代、四十代の才能が結集した、一大イベントだった。(しみじみ〜)

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