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 平成18年(2006)かんなづき(10月)21日(土)

 日本スペースガード協会10周年記念のシンポジウムが東京大学山上会館で行われ、私も引っ張り出された。
私も会員の一人なのだそうだ。国会議員の船田元も会員で、万一巨大隕石が地球と衝突する可能性がわかったときに、どのような対処をするべきなのか、政治家としても考えてもらいたいということで、パネラーの一人として参加した。コマケンも何人か傍聴しており、パーティや記念撮影など、和やかないい会だった。私のファンもきているらしく、サインを求められたり、年輩の女性から、『果しなき』が大好きで壮大な恋愛小説として感動して読んだ、と感想を述べられ、こちらが感動した。
 平成18年(2006)神無月(10月)20日(金)

 3金会の前に、岩波書店『文学』の編集部と紀伊国屋書店、巽君などがきて、来年のシンポジウムについて打ち合わせをした。
「文学とは何か」について、瀬名(秀明)君、スーザン・ネイピアを交え巽君の進行で公開シンポジウムをやろう、というのだ。4月29日に、新宿のサザンシアターでやり、『文学』7月号に掲載すれば、8月末の世界SF大会に間に合う、という寸法だ。この混沌とした時代にこそ、文学が求められていると思うのだが、どうだろうか。

 平成18年(2006)かんなづき(10月)13日(金)

 フロンティア3000研究会は、京都精華大学の副学長の澤田昌人くんが「私学経営の面白さと苦労話」を話してくれた。アフリカのフィールドに行っているのが好きな文化人類学者が、私学の経営に当たるとは大変だが、その中でもおもしろい「人類学」研究ができるのだろう。猛烈な忙しさの中、奇跡的にこの時間がとれて、久しぶりに顔を見せてくれた。苦労が彼の童顔ににじんでいたね。

 平成18年(2006)神無月(10月)10日(火)

 自宅への訪問リハビリに、新しい人が来る。9月までの女性は、結婚してしまったのだ。
今度のトレーナーは、まじめそうなごつい男。また慣れるまでにしばらくかかりそうだ。

 平成18年(2006)かんなづき(10月)9日(月)

 千里阪急ホテルのさくらラウンジで、関西コマケンの有志と久しぶりにあう。

 平成18年(2006)神無月(10月)4日(水)

日経新聞の「私の履歴書」担当記者と、石下(直道)さん、小山(修三)さんらを交えて、梅田に新しくできたヒルトンプラザWestで食事会。このあたりはすっかり様子が変わってしまい、大阪ではないようなおしゃれでキレイな感じだ。しかし、食事はおいしかった。