『幻想文学講義―「幻想文学」インタビュー集成』
創刊号から20号 澁澤龍彦「オブジェに彩られた幻想譚」 荒俣宏「幻想文学ブームの仕掛け人として」 井村君江「ケルト逍遥」 日野啓三「危機と再生の予感を孕む幻想録」 中井英夫「月蝕領より」 山尾悠子「世界は言葉でできている」 奥野建男「幻想文学における原風景」 川村二郎「夢みることの倫理」 種村季弘「完全不在のスペクタクル・エッセイ」 都筑道夫「『幻想と怪奇』の頃」 紀田順一郎「恐怖文学出版夜話」 由良君美「回想の平井呈一」 半村良「名もなき庶民の夢語り」 山田風太郎「風太郎、八犬伝を語る」 五木寛之「戒厳令の前夜に」 尾崎秀樹「暗殺剣としての文学―伝奇ロマン受容の背景をめぐって」 佐藤さとる「コロボックルという名の小宇宙」 天沢退二郎「大地と水と夢」 別役実「プリオシン海岸のくるみの実」 三木卓「アニミズムがぽたぽた」 龍膽寺雄「夢の王国見聞記」 日影丈吉「聞書・幻想ミステリー」 山村正夫「聞書・怪奇ミステリー」 阿刀田高「聞書・恐怖ミステリー」 松岡正剛「鉱物は生殖しない―鉱物幻想の原郷をめぐる」 星新一「戦後・私・SF」 筒井康隆「山川草木文房具悉皆成仏虚構戦記」 夢枕獏「身体性の変容が孕む幻想と怪奇」 笠井潔「SFと〈近代の終焉〉」 川本三郎「サイレンス・フィクションの時代」 中村真一郎「若き日の夢と文学」 窪田般彌「愉しんで文学を……」 出口裕弘「現実と異界のはざまで」 菊池秀行「恐怖自叙伝」 前川道介「ドイツ怪奇文学の愉しみ」 矢川澄子「現実と幻想が交錯する世界」 種村季弘「言語の迷路の中で」 前田愛「闇なる明治を求めて」 建石修志「少年は石の傍でまどろむ」 他 |
カバー装画:建石修志
東雅夫・編
国書刊行会発行