「教養」
小松左京・高千穂遙・鹿野司 共著
徳間書店 ISBN4-19-861266-8 1600円
<目次>
まえがき キーワードは「教養」 (高千穂遙)
第一章 生命とは何か
第二章 進化とその意味
第三章 知性と文明
第四章 人工生命
第五章 死を考える
仮想対談 高千穂遙 vs 鹿野司
あとがき (鹿野司)
あらゆる事に興味を抱く小松さんは、原子力発電所や量子力学、プレートテクトニクスから町の洋食屋のランチまで完全に同等扱いで徹底的に調べられます。嬉々としてブラックホールを語る小松さんは、実はご本人そのものが巨大な情報のブラックホールです。 高千穂 遙 |
今回すごくよくわかったことがある。それは、小松さんの前向きさには、これこれの理由があるから前向きになれるなんていう根拠薄弱なものじゃなく、人間はどんな困難をも乗り越える力があるという強い信頼感が思索の原点になっているということなんです。 鹿野 司 |