『小松左京全集完全版』第35巻
「異常気象」 根本順吉・竹内均・飯田隼人・立川昭二・西丸震哉との共同論議。 1974年旭屋出版から刊行された。 「21世紀学事始」 森政弘・力武常次・冨田勲・渥美和彦・大島泰郎・石原藤夫・山崎正和・山尾悠子・永井豪・米山俊直・実吉達郎・梅原猛らとの対談集。 1977年から1978年にかけて『サンジャック』(鎌倉書房)に連載していたもの。 「地球社会学の構想」 1979年PHP研究所より刊行された、エッセイ集。 ・「失敗研究所」設立の勧め ・「エネルギー文明史」が欲しい ・なぜ通る「論理なき知識人」 ・めぐってきた“灰色の季節” ・「機械化人類学」の妄想 ・探検の構造(全集第31巻に収録) ・日本における「性」の潮流 ・日本における余暇の構造 ・「習性学」からみた闘争 ・「地球社会学」の構想 解説:會田雄次 伝統的日本の芸能に通じそれを哀惜する心と、尖端を行く自然科学を併せて理解するという「怪物性」が、このような芸当を可能にしているのである。 |
A5版仮フランス製本 458ページ