『小松左京全集完全版』第11巻
第4回配本は、同人誌時代の短編から始まって、「易仙逃里記」「お茶漬の味」「地には平和を」など17編を収録した初期短編集。
解説は、第一回SFコンテストで選外努力賞を受賞した「地には平和」の原稿を夜行列車の中で読んで以来、小松左京の器の大きさに注目していた『宇宙塵』の柴野拓美氏。
初期にしてすでに作品のバリエーションが豊富なことが解る。
収録作品 「子供達」「裏切」「慈悲」「最初の悔恨」「溶け行くもの」「失敗」「易仙逃里記」「サラリーマンは気楽な稼業……」「終りなき負債」「お召し」「お茶漬の味」「地には平和を」「時の顔」「失格者」「釈迦の掌」「墓標かえりぬ」「蟻の園」 |
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