『SF魂』



ISBN4-10-525004-3 680円(税別) 新潮新書

還暦のパーティで小松左京は「文学原論」を極めたい、とスピーチした。
まだまとまっていないが、これはその一つの形といえるかもしれない。
京都大学イタリア文学で文学を希求した「文学青年」小松左京が行き着いた先が、「SF」だった。SFこそが、文学の中の文学であると、小松左京は言い切る。