『小松左京マガジン』第42巻


 「地には平和を」から50年の記念号です。多くの方が小松左京作品への評論を寄せて下さいました。
しかし小松左京は、この号を目にすることは出来ましたが、店頭に出た時には、この世から遥か宇宙の彼方へ旅立ってしまったのです。



 表紙絵:わたせせいぞう

 ISBN978-4-7584-1177-6
 
 本体価格 952円
 
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・小松左京が聞く
 大正・昭和の日本大衆文芸を支えた
 挿絵画家たち 6
  藤原せいけん
・コラムランド
 瀬名秀明 「誰がために鐘は鳴るや」
 平谷美樹 「喉元過ぎれば」
・「地には平和を」をめぐる家の遍歴
・評論 巽孝之
 「地には平和を」の半世紀
 ――または小松文学の闘争――
・評論 礒部剛喜
 異質性の衝突――
 『見知らぬ明日』の文明論的読解
・豊田有恒 メタボ解消に大学教授 4
・賢人談話、あるいは小松左京の大口舌 9
 “災害防衛国家構想”てどやろ?
・下村健寿
 『復活の日』を生命科学史の中で考察する 2
 ウィロイドとリンスキー核酸を比較する
・評論 横道仁志
 小松左京とダンテの『神曲』――
 諸学の女王としてのSF
・小松左京作品 この一作 9
 山田正紀 ――日本沈没
・南山宏 メタサイエンスねたさいえんす 11
・小松左京研究会のページ [40]
 鈴木克太郎 「ワシントン旅行記 2010」その1
・小松左京年譜 【39】 1996.6月〜7月
・インフォメーション
・編集後記
・《小松家の猫》ミミとチャー(2005年)
裏表紙のマンガは、未完漫画「船乗りシンドバッド」の
裏に書かれた漫画の下書き。
表紙裏の写真は、5/18、千里阪急ホテルで集英社の
「戦争と文学」シリーズ月報のためのインタビュー時撮影。